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心の重さをちょっとだけ軽くできるかも

あなたの評価はそんなもんじゃない|人を怖がる心理

楽しく会話する女性


こんにちは町なかの『まっさん』です。

 あなたは恥ずかしい思い出ありますか?

 

わたしはいっぱいあります。

とつぜん頭の中にパッと浮かんで

「恥ずかしいこと言ったなぁ」

「うわ~やっちまったなぁ~」

と思わずつぶやいたりします。。。生きていれば1つや2つの「はずかしい」思い出はありますよね。

だって人間だもの。。。

 

ところが、だれもが経験する「はずかしい」体験が、何かのきっかけで「こころ」の中で処理できなくなることがあるんです。

 

子どもが成長する過程で一時的(主に思春期)に過度の「恥ずかしさ」を感じることはありますよね。

 あなたにもありませんか。。。

「親と出かけるのがはずかしい」

「髪型がきまらず学校に行くのがはずかしい」

「みんなと同じものじゃないと嫌だ」

みたいなこと。

 

これは、

「自分が人からどう見られているんだろう」

「人と違うことをして変わった人と思われないか」

と人の視線に不安を感じているからなんですね。

 

この恥ずかしさも「こころ」が成長していくと「個性」や「アイデンティティ」として考えられるようになりこの種の「不安」は軽減していきます。

 

今回は「人とかかわる時、あるいは想像しただけで不安や恐怖を感じてしまう」ことについてつらつら書いています。

 

いろいろな「はずかしい」がある

「はずかしい」にもタイプがあります。

あなたの「はずかしい」はどのタイプでしょうか?

  1. 人前で失敗するのが恥ずかしい
  2. 人前で馬鹿にされるのが恥ずかしい
  3. 人前で話すことが恥ずかしい
  4. 人と話すと何を話していいかわからず不安だった

順番にみていきましょう。

1.人 前で失敗するのが恥ずかしい

これはもっとも頻度の高い経験ですよね。

誰でも失敗をしたくはないです。

失敗は自分の中で一番したくない経験ですからね。

そんな経験は「はずかしい」ことです。

 

一方で「失敗」はあなたの心を強くもします。

「失敗は成功のもと」

「失敗して初めてわかることもある」

なんていいますからね。

これは「失敗」の裏側に「成功」があるからなんですね。

「成功にむけて努力したが失敗いてしまった」ということです。

 

ところが、この「努力の量がたりない」という思いが強すぎると失敗することが恐怖にかわります。ここでの「努力量」は客観的な量ではありません。本人が思い込んでいる「努力不足量」です。本人が「心の底から」努力が足りないと思い込んでいるので、まわりの人がどんなに「大丈夫」「よくやっている」といっても無駄です。

 

この「主観的努力不足感」から生じる心の負担は相当きついです。やってもやっても「失敗」するという考えから抜け出せないわけですから。。。

 

例えば、あなたは受験勉強で頑張っていたとします。

親・学校の先生や塾の先生・友人から「絶対大丈夫受かるよ」といわれていました。でも自分は努力が足りないと強く思っています。

 

「失敗」したらどうしよう、「落ちたら恥ずかしい」と思いながら、あらゆる時間を削っていきます。最終的に睡眠時間まで削るようになります。

で、「こころ」がその負担に耐えられなくなる日がとうとうやってきまました。

「受験そのものを受けない」という結論をしたのです。

 

これは受験を「失敗」するとこで、あなたの周りの人が「がっかりな子」、「期待外れな子」と思うんじゃないか、そういった目で見るんじゃないかといった不安や恐怖から、「そもそも受験しなければ失敗しない」という結論にいたったわけです。

 

受験に失敗することではなく、失敗した後の「人の目」を気にしすぎて自分の能力を発揮できなかったわけです。この場合の「人の目」は想像上の目です。あなたの「こころ」のなかで作られた「周りからの目」ということです。

 

もう一つ例をあげましょう。こちらのほうがよくあることかもしれません。。。

 

あなたが音楽の発表会に向けて猛練習していることを想像してください。ここでも「努力の量が足りない」との思い込みがあったとします。発表の日、練習量が足りていないと思いこんだまま本番に突入です。「不安と恐怖」でいっぱいのなかステージにでます。

 

もう胸はドキドキ、頭が真っ白な状態で楽器の演奏を始めます。。。

が、音がいつものようにでません。

「どうしよう。。。」

「どうしよう。。。」

「どうしたらいいの。。。」

そのうち観客席から例の声が聞こえてきます。

「ざわざわ」

「ざわざわ。。。」

ふと観客席に目をやると、そこには「たくさんの目」があなたを見ています。

あなたにとってはステージはもう恐怖の場所でしかありません。

1秒でも早くここらか逃げ出したい。。。

何をやったかもわからないまま演奏を終えると駆け出していました。。。

 

過度の不安のため自分の演奏自体に集中できず「人に飲まれてしまった」わけですね。この場合の「人の目」はリアルな目です。

 

いづれにしても、あなたの人生を左右する大きなイベントです。

「失敗できない」とう不安や恐怖から、「人の目」が強烈にあなたの「こころ」にのしかかり「現実からの逃避」へとつながってしまった例です。つまり、「失敗してしまう」と思いこむことは「はずかしい」体験なんですね。

 

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2.人前で馬鹿にされるのるのが恥ずかしい

当たり前すぎる「はずかしさ」ですよね。

これ恥ずかしくない人いるんですかね?

 

もちろん、心の中で「いまにみてろ」的な野心的な人なら「人前で」馬鹿にされても表面上は気にしていない風でいられますが、たいていの人は「やだなぁ」「恥をかかされたな」と思いますよね。。。

 

この「人前で恥をかかされた」という経験が消化できずに「こころ」の負担になると、

「また恥をかかされるのでは。。。」

「もう恥ずかしい思をしたくない!」

「くやしい!」

という強い感情に襲われます。 

 

もちろん、強い感情があなたの「こころ」にプラスに作用すれば、「向上心」として今の状況よりもいい状態に引き上げることになるでしょう。しかし、マイナスに作用すると、そのような状況には2度と遭遇したくないとなります。

 

この負の作用がつよく、がっちり「こころ」にからまると、馬鹿にした人はもちろんですが、「その場にいた人全員」や「同じような場面」にも嫌悪感や恐怖感を感じるようになります。こうなると、もう人が集まるところへの行くことが嫌になり「人と会う」のが怖くなります。つまり、「こころ」を傷つけられた、「はずかしい」経験をきっかけに「人が怖く」なってしまいます。

 

3.人前で話すのが恥ずかしい

この「はずかしさ」は想像しやすいでしょう。

人の前に出て「発表する」「歌う」「演奏」する。。。

緊張するし、失敗したらどうしようと不安にもなる。

そのような場面を避けたいと思う人も多いでしょう。

 

これって、ふつーの「はずかしさ」ですよね。

でも、過剰になると問題があるんです。

 

たとえば、あなたがプレゼンで発表しなければならないとき。。。

あまりに緊張して

「声が出ない」

「汗がとまらない」

「心臓のどきどきが異常」

そして、パニックになる。。。

なんて経験をしたとすると、これをきっかけに「人前で話しができなくなる」んです。

 

なぜかって?

それは、「パニック」って本人は「死ぬほどこわい」体験だからです。

 

まわりはの人は、

「汗かいてんな」

「緊張しすぎ~」

程度で軽く考えているようですが、

本人にとって「パニック」は「死」を意識させます

究極の恐怖体験でしょうね。

そんな死と隣り合わせの状態のなか、まわりの人たちはけっこう軽くみています。「笑っている人」さえいます。

 

その光景を「死」を感じながら本人はみているのです。

「こんなに苦しいのに何でみんな笑ってるんだよ」

「助けてくれよ、ほんとやばいんだよ」

って感じです。

 

このな体験をしたら、あなたは「その場の人」を信じられますか?

たぶん、信じられなくなるでしょうね。

 

このように、人に対して不信感をもったあなたの「こころ」は2度とそのような場面にでれなくなります。

 

理由はかんたん!

「人前」で話したら

  • 死んじゃうかもしれないから
  • 助けてくれる人がいないから

と、あなたの「こころ」がつよく警告を発しているからです。

そりゃそうでしょうと私はおもいます。

 

4.人と話すと何を話していいかわからず不安だった

 あなたは「沈黙」にたえられます?

私は。。。耐えられないです。

 

一通りの話題が終わり、ちょっとシーンとなる瞬間ありますよね。

そのとき、「どうしよう、なにか話さなければ。。。」

と、けっこうアセります💦

 

あなたが

「相手の話を聴いたほうがいいのか」

「自分が話したほうがいいのか」

どうしたらよいのか迷うようならこのタイプかもしれません。

 

このどっちつかずな態度が相手に悪い印象を与えるのでは。。。

あなたがいることでその場の雰囲気壊れるのでは。。。

と、不安になるともうその場にはいれなくなります。

 

この場所は

「居心地が悪い」

「気を使いすぎてつかれる」

 と思うと、そのような場所に自分から近づかなくなります。

 

その状況がつづくと、人が集まる場にいくことが面倒になり、人と会うことを避けるようになってしまいます。

 

この状態から人前に出るのは勇気がいるんですね。

 

例えば、あなたも久々に友人と会うとき緊張しません?

「どんな洋服にしようか?」

「髪型変じゃないかな?」

と、あれやこれや悩むでしょ。

 

これって、久しぶりの友人に「以前よりも劣った」と思われたくないからですよね。

だから、ひさびさに「人前」にでることは勇気がいることなんです。

 

この勇気が「こころ」のなかに満たされないと、なかなか人前にはでれません。

 

以上、4タイプの「はずかしさ」についてつらつらと書いてきましたが、あなたはどのタイプでしたか?

 

いづれのタイプも根底に3つの共通した特徴があります。

次にその特徴について確認してみます。

 

「人を怖がる」3つの特徴

 今までのタイプには共通する特徴があります。

  • 自分の目
  • 他人の目
  • 自分の視線

自分の目が恥ずかしさを感じるとき

 

あなたは理想的な自分を想像したことありますか?

理想的とはいえないまでも、「こんなだったらいいなぁ」くらいはあるんじゃないですか。

 

ところが現実はあなたが想像している理想とかけ離れているときに「はずかしい」と感じることがあります。

 

たとえば、先ほどの「受験」なんかは典型的なケースです。

自分や周りの人が希望する大学と現実に受かりそうな大学にギャップがある場合には「受かりそうな大学」に通うことが「はずかしい」ことになります。

 

よくあることですね。

「私はこんなんじゃない」

です。

 

これは「自分の目」からみた自分が理想と違うことで「まわりから低く評価される」ことへの不安や恐怖からくる「はずかしさ」です。

 

他人の目を恥ずかしく感じるとき

これはいたって簡単!

思春期のあなたも経験したことあるでしょ。

 

人からどう見られているんだろう?

友達は自分のことどう思っているんだろう?

なんて考えたことありませんか。。。

 

内閣府が中高生を対象に「はずかしさ」について調査した結果によると、

70%のひとが「友人や教師」が自分のことをどう思っているか気になるとのことでした。

 

やはり、このころから「ファッション(髪型や服装)」「行動(お店や遊び)」などに対して興味がでてきますね。

これは「他人の目」が気になり、「変なふうに見られたくない」とう「はずかしさ」から生じる行動なんですね。

 

自分の視線が周りの人を不快にさせるとき

これはちょっと想像しにくいかな。

でも、日本人はこの特徴が強いとされています。

 

あなたは人と話すときどこをみて話しますか?

ジ~~っと相手の顔をみてはなします?

 

逆でもいいです。

じ~~~~っと見られながら話されたらどんな感じですか?

ちょっと居心地が悪いですよね。

 

日本人は視線に敏感なんです。

あなたが相手の顔あるいは目をみて話すとき「相手は居心地の悪さ」を感じます。

これは日本の文化的特徴なんでしょうがないことなんですが。。。

 

相手がこの「居心地の悪さ」でちょっと態度に出したりすると、あなたは「あれ、私のはなし面白くないのかな」とか「気にさわることいちゃったかな」なんて考えだして視線をどこに向ければいいかわからなくなってしまいます。

 

あなたが「聞き手」であっても同じです。

どこを見て話しを聴いたらいいんだろう?

相手のどこを見てうなずけばいいんだろう?

など考えだして混乱することがあります。

 

このような状態だと「会話」ができなくなります。

自分がなにを話していいかわからなくなり、その場から逃げ出したくなるでしょう。

 

こんな経験をした人は人と話すことが苦痛になります。

自分の視線が原因でコミュニケーション障害が生じてしまうこともあるんですね。

まとめ/コミュ障を乗り越える

人が「恥ずかしい」と思う原因はさまざまですね。

  • 人前で失敗するのが恥ずかしい
  • 人前で馬鹿にされるのが恥ずかしい
  • 人前で話すことが恥ずかしい
  • 会話をどう進めればいいか不安

これらはだれでも恥ずかしいと感じることではあります。

ただ、過剰に「はずかしさ」を感じると人とのコミュニケーションが苦手になります。

 

また、これらの「はずかしさ」には共通の要因があります。

それが「視線」です。

 

この「視線」、通常は相手からの視線を気にしすぎることから「人の目が怖くなり」対人恐怖へと発展していくと思われますが、自らの視線が原因の事もあります。

 

これらが複雑にからまって相手とのコミュニケーションがうまくいかずあなたの評価を下げることが多いです。これを克服していくことが「治療」のメインになります。

 

最初は少人数、できれば安心して話せる人・場所でコミュニケ―ジョンをとれるようにすることですね。そして自信がついたら、徐々に人数を増やしたり、場所を変えたりしながら人と会話すること自体に「慣れ」てけたらいいですね。